わんことの暮らしをもっと豊かに

pecos Blog

2020/03/14 10:35


こんにちは😆




今回のblogは

生地オタクであるpecosの

豆知識コーナーです。


pecosは、元々人間のアパレルで働いてましたが

その時気付いたのが

「服や生地の歴史や製法、染め方」

などの、職人仕事が好きだと言うこと。


おしゃれが好き

とは、また違うんですよね〜🤨


さてタイトルの先染め後染めですが

こないだリバティ生地を仕入れる時に

リバティ社からでてるチェックの生地が目に止まりました。


チェックは非常に歴史が長くて奥深く

それについて語るとまた時間がかかるので

それはまたべつの機会に。



こちらが、今回買った

ギンガムチェックの生地。


赤と白のド定番です。


先染めは生地にする前の

糸の状態で、色を染めます。

つまり、ギンガムチェックの生地には

赤い糸と白い糸を使って

計算された組み方で織って、あの柄が出来上がります。

ただの糸がちゃんとギンガムチェックになるなんて

職人さんはすごいですねぇ。


先染めのいいところは

色落ちが少ないので長く綺麗に着れること

色が綺麗ではっきりしてること

だと私は思っています。


しかし、後からプリントするよりもコストと手間がかかるため

後染めのものよりも、高級になることがほとんどです。


でも後染めのいいところもありまして

色落ち、つまり味がでやすい

細かい柄の表現ができる

などです。


最近ご紹介したadmiさんなどは後染め

の部類です。

普通のリバティプリントも、後染めですね。


pecosでは

無地なものや規則的な柄物は

ほとんど先染めの生地を使ってますが

後染めだからこそできる素敵な生地を見つけたら

そちらも使います。


自分が持ってる服はどっちかな?

と見てみると面白いかもしれません。

見分け方としては

単純に裏を見ればわかります。


先染めなら

裏も同じ柄が同じようにでます。

後染めだと裏は無地、もしくは表のインクが透けてるだけ

のはずです。


pecosのblogはこういう

お洋服豆知識も

ちょこちょこ出して行こうと思ってますので

どうぞお付き合い下さいませ🙇‍♀️